気象予報士が梅雨入り・梅雨明け時期を予想

梅雨てん

東海地方 梅雨明け予想

東海地方の梅雨明け予想!2019年はいつ?平均との比較も気象予報士が解説

更新日:

 

気象予報士4451号

こんにちは。

気象予報士4451号@梅雨てんです。

 

梅雨が明けると、東海・中部地方の暑~い夏が始まります。

 

くまさん

夏への準備もしておきたいですし、

梅雨の間出来なかった屋外での計画なども立てたいですよね。

気象予報士4451号

そこで、ここでは、気象予報士の私が、

2019年の東海地方の梅雨明け予想をしたいと思います。

梅雨入り・梅雨明けの時期は、

直近の天気図を確認しないと、はっきりした予想はできませんが、

ここでは、平年値からおおよその時期を予想しています。

 

東海地方とは次の4県です。

  • 静岡県
  • 岐阜県
  • 三重県
  • 愛知県

スポンサーリンク


東海地方の梅雨明けの例年の平均は?

東海地方の梅雨明け予想!2019年はいつ?平均との比較も気象予報士が解説

 

東海地方の梅雨明け宣言は、

名古屋地方気象台が、以下の条件を判断して行います。

 

 

  • 雨が2日以上続いていた後、前日と本日が晴れ
  • 週間天気予報で5日以上が晴れ(または一部曇り)
  • 梅雨前線が北上し、戻ってこないと判断されている

 

そうして出された梅雨明けの平均は、

7月21日ごろとなっています。

くまさん
関東や関西の平均も7月21日だったね。

 

【関連記事:東海地方以外の梅雨明け情報はここをクリック 】

 

気象予報士4451号

梅雨明けなのか、それとも単に梅雨の晴れ間なのかの判断が難しいため、

梅雨明け宣言は、数か月後に振り返って変更されることもあります。

くまさん

ということは、

毎年、気象庁の方が吟味して梅雨明けの日が決まっているから、

記録として残っているのは正確な値ということなんだね。

気象予報士4451号

そうだね。

だから、ここでは、

過去のデータの平均から、おおまかな傾向をつかんで、

2019年の梅雨明けを予想しているよ。

2019年の東海地方の梅雨明け予想!時期はいつ?

関東の梅雨明け予想2019年はいつ?例年との比較を気象予報士が解説

 

くまさん
2019年の東海地方の梅雨明けは、いつかな?

 

結論から先に言うと、

7月11日~7月26日頃ではないかと予想します。

 

その理由は以下の2つ。

 

  1. エルニーニョ現象の影響はない
  2. 例年の平均からの傾向

スポンサーリンク


 

1. エルニーニョ現象の影響はない

 

くまさん
エルニーニョ現象?
気象予報士4451号
エルニーニョ現象は、下の記事でわかりやすく説明しているよ。

 

【関連記事:エルニーニョ現象とは?

 

このエルニーニョ現象ですが、

実は、梅雨明けの時期に影響を与えると言われています。

 

以下のグラフを見てください。

特に西日本で、エルニーニョ現象が発生している年は遅くなる傾向があります。

 

出典元:気象庁

 

気象予報士4451号

ただ、東海地方は、

西日本の場合と異なり、例年並みが47%と最も高くなっています。

このためエルニーニョ現象の影響はほぼ受けないと考えられます。

そのため、例年の平均から予想をしていきたいと思います。

 

2. 例年の平均からの傾向

 

東海地方の梅雨明けの平年値は、

7月21日頃です。

 

そうすると、2019年も

7月14日~7月28日頃に梅雨明けするのではないかととも思えます。

 

ただ、実はこのデータ1951年からのものなのです。

 

くまさん
1951年からのデータの積み重ねってすごいね。
気象予報士4451号

そう、すごいよね。

でも、平均をとるには、期間が長いような気も・・・。

 

くまさん
どうして?

 

気象庁では、

気温・降水量・日照時間の平年値を計算する場合は、

10年ごとに更新するんですね。

 

たとえば、次のようになります。

 

2001年~2010年までは、1971~2000年の観測値の平均、

2011年~2020年までは、1981~2010年の観測値の平均、

 

くまさん
なるほど、だから梅雨の平年値を出している期間は長いんだね。

 

そのため、梅雨明けに関しても、

現代に近い期間で平均を出してみたいと思います。

 

梅雨明け 平年(7月21日)との差
2000年 7月16日ごろ -5
2001年 7月 2日ごろ -19
2002年 7月20日ごろ -1
2003年 7月31日ごろ +10
2004年 7月13日ごろ -8
2005年 7月18日ごろ -3
2006年 7月26日ごろ +5
2007年 7月27日ごろ +6
2008年 7月12日ごろ -9
2009年 8月 3日ごろ +13
2010年 7月17日ごろ -4
2011年 7月 8日ごろ -13
2012年 7月23日ごろ +2
2013年 7月 7日ごろ -14
2014年 7月21日ごろ 0
2015年 7月24日ごろ +3
2016年 7月28日ごろ +7
2017年 7月15日ごろ -6
2018年 7月 9日ごろ -12

 

 

平年より梅雨入りが早かった年を-(マイナス)、

逆に遅かった年を+(+)として計算すると、

合計-48

 

これを19で割ると、-2.526・・・となり、

小数点第2位以下を四捨五入して、およそ-2.5

 

気象予報士4451号

つまり、2000年以降の平均だと、

1951年からの平年値の7月21日より2.5日早い梅雨明けとなります。

 

くまさん
7月18日~19日頃だね。

 

この傾向が2019年も続けば、

7月11日~7月26日ころに梅雨明けするのではないかと予想します。

 

【関連記事:日本各地の梅雨明け時期はここをクリック

スポンサーリンク


梅雨が明けると東海地方の暑い夏到来!

東海地方の梅雨明け予想!2019年はいつ?平均との比較も気象予報士が解説

 

梅雨が明けると、東海地方の、あの暑い夏がやってきます。

 

東海地方は全国的にも暑い地域として知られていて、

なんと歴代最高気温ランキング1位2位は岐阜県で、

上位10位内に、岐阜県3つ、静岡県1つと、実に4つも東海地方からランクインしているんです。

 

さらにさらに、愛知県も13位、15位と続きます。

 

くまさん
なんで、東海地方はそんなに気温が上がりやすいの?
気象予報士4451号
それは、大きく分けると次の3つだよ。
  1. 岐阜県など内陸部は盆地になっていて、熱がたまりやすい
  2. 名古屋の都心部のヒートアイランド現象
  3. 太平洋側からの海風が紀伊山脈を越えたあと、高温の下降気流となるフェーン現象

 

気象予報士4451号

まず1つ目。

盆地は、周りを山に囲まれているため、熱がどんどんたまっていってしまうからです。

盆地のイメージ図↓

 

気象予報士4451号

そして2つ目。

名古屋のような大都市では、人口も多く、産業も発達しています。

そのため、人間活動によって熱が大量に放出されたり、

アスファルトやコンクリートから熱が反射されたりするからです。

東海地方の梅雨明け予想!2019年はいつ?平均との比較も気象予報士が解説

出典元:気象庁

 

気象予報士4451号

最後に3つ目。

 

東海地方の南西には紀伊山脈があります。

夏は太平洋からの海風が、この紀伊山脈の斜面にそって、山を登り、いったん空気が冷やされます。

 

空気が冷やされると、空気の中にあった水分が蒸発していきます。

そうして水分のなくなったカラカラの空気が、

山のしゃ面にそって山を下るときに、高温になるからです。

東海地方の梅雨明け予想!2019年はいつ?平均との比較も気象予報士が解説

出典元:気象庁

 

くまさん

梅雨の季節のジメジメしたぐずついた天気も困るけど、

暑い夏も辛い・・・

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • この記事を書いた人

気象予報士4451号

学生時代、夏休みに気象予報士の資格を取得。 大学卒業後から、お天気キャスターとして働くも、パワハラで体調を崩してすぐに退職。 今はブログでお天気情報発信中です。 防災士の資格も保持。

-東海地方, 梅雨明け予想

error: Content is protected !!

Copyright© 梅雨てん , 2019 All Rights Reserved.